平成26年度一押しの助成金は、キャリアアップ助成金です。
キャリアアップ助成金は、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といった、正社員ではない非正規労働者に企業内でのキャリアアップ等を促進するため、正規雇用(正社員)への転換、人材育成、処遇改善などの取り組みを実施した事業主に対して助成する制度です。要件は下記の通りです。
①雇用保険適用事業主であること
②キャリアアップ管理者を置いている事業主であること
③キャリアアップ計画(3年~5年計画)を作成し、管轄労働局長の受給資格の認定を受けた事業主であること
④支給申請時点で、事業主都合による解雇をしていない事業主であること
申請手続きは、専門家の社労士にお任せください。
正規雇用等転換コース | ①有期→正規雇用:1人あたり50万円(平成28年3月まで) ②派遣→正規雇用:1人あたり60万円(平成28年3月まで) *母子家庭の母、父子家庭の父の場合は1人10万円加算* |
人材育成コース | 有期実習型訓練(ジョブ・カードを活用した職業訓練)の場合 Off-JTの支給額・・・1人1時間@800円 OJTの支給額・・・・1人1時間@700円 |
【提出書類】
労働局(またはハローワーク)が、内容を確認し、確認印を押印した訓練実施計画の写しを交付
既に雇用している労働者に訓練を実施する場合、社内で募集し、訓練受講生にジョブ・カードを活用したキャリア・コンサルティングを受ける必要があります。
ジョブ・カードセンターなどに所属する登録キャリア・コンサルタントがキャリア・コンサルティングを行い、訓練生はジョブ・カードを作成します。
事前に月間訓練計画を作成します。OJT、Off-JTの訓練内容をあらかじめ決めておき、日々職業訓練を実施します。訓練生は、指定の訓練日誌を毎日記載する必要があります
訓練終了後2か月以内に支給申請書を労働局に提出します。書類提出は、
有期雇用されてから6か月以上の有期契約労働者、もしくは訓練終了者を正社員として転換し、その後6か月間以上継続雇用された労働者に対して転換後の処遇を適用後6か月分の賃金を支給した事業主であることが要件になります。また、当該コースの適用に当たっては、事前に面接試験等に手続等、就業規則に明示しておかなければなりません。
助成金の原資は事業主負担の雇用保険料で成り立っています。
財源は、ざっと8,000億円。
助成金は返済不要で雇用関連(雇い入れ)や中小企業向けのものが多いです。
いろいろな助成金がありますので是非活用を検討してみて下さい。
助成金活用の注意点があります。ご確認ください。
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